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2009年9月 5日 (土)

角尾 敦志写真展-GALACTICA-エプソン イメージングギャラリー エプサイト2

グローバル化が進む世界でその風景はどのように姿を変えていくのか、 その疑問の尖端に旅する写真家は立っているように思えます。

世界各国で、普通の人が普通に生活する、 どこにでもある場所の何気ない風景ガここで問題となります。 どこにでもあるような看板や、 高層マンションやショッピング・モールがその風景を侵食し始めている、そんな現実の中で、 世界は均質化に進むのか、あるいはそれはあくまで表層的な事象であり、 人々の表情や店先に並ぶ商品の微妙な差異が存在するように、 地域の特異性は生き残るのか、 それは予想のつきにくい問題であると言えます。

問題を複雑なものにするのは、 風景を撮る写真家の視点にもより、 その世界観はまったく違ってしまうということにあります。

世界は全く同じであるという視点に立てば、 そのような作品ができてしまうし、 またその正反対のことも可能です。

そしてその立場を肯定するのか否定的立場なのかによっても、 変ってきます。

つまりその世界の風景は、 写真を撮るという行為において、角尾 敦志写真展-GALACTICA-エプソン イメージングギャラリー エプサイト2

グローバル化が進む世界でその風景はどのように姿を変えていくのか、 その疑問の尖端に旅する写真家は立っているように思えます。

世界各国で、普通の人が普通に生活する、 どこにでもある場所の何気ない風景ガここで問題となります。 どこにでもあるような看板や、 高層マンションやショッピング・モールがその風景を侵食し始めている、そんな現実の中で、 世界は均質化に進むのか、あるいはそれはあくまで表層的な事象であり、 人々の表情や店先に並ぶ商品の微妙な差異が存在するように、 地域の特異性は生き残るのか、 それは予想のつきにくい問題であると言えます。

問題を複雑なものにするのは、 風景を撮る写真家の視点にもより、 その世界観はまったく違ってしまうということにあります。

世界は全く同じであるという視点に立てば、 そのような作品ができてしまうし、 またその正反対のことも可能です。

そしてその立場を肯定するのか否定的立場なのかによっても、 変ってきます。

つまりその世界の風景は、 写真を撮るという行為において、 いくつものフィルター越しにその世界を見ざるをえず、 その姿を隠されてしまいます。

「世界を赤く染め上げたらどうなるのか」 作者はそんなことに思いつき、 台湾を香港をそしてニューヨークを旅します。

この実験の結果はどうだったでしょうか、 アジアの風景とニューヨークの風景と、 赤のフィルターを通じて覩る世界には明らかに差異があるように見えます。 ひらたく言ってしまうと、 赤の似合うのはやはりアジア圏の国々であり、 ニューヨークはそぐわない感じがします。

何故赤なのか、という疑問はここではどうでもいいことなのかもしれません。 それは任意に選ばれた一つの色であるということ、 単一の色ということは一つの視点であるということの作者の一つの明示的な姿勢です。 画像に記録するという行為の背景にある、 意識的にしろ、無意識にしろ、 何かしらの視点によって「毒」されているということを、 我々写真を観るものにも、 そして何よりも写真を撮る作者自身にも補助線を示すという意味でも 果敢な実験ということだと思います。

いくつものフィルター越しにその世界を見ざるをえず、 その姿を隠されてしまいます。

「世界を赤く染め上げたらどうなるのか」 作者はそんなことに思いつき、 台湾を香港をそしてニューヨークを旅します。

この実験の結果はどうだったでしょうか、 アジアの風景とニューヨークの風景と、 赤のフィルターを通じて覩る世界には明らかに差異があるように見えます。 ひらたく言ってしまうと、 赤の似合うのはやはりアジア圏の国々であり、 ニューヨークはそぐわない感じがします。

何故赤なのか、という疑問はここではどうでもいいことなのかもしれません。 それは任意に選ばれた一つの色であるということ、 単一の色ということは一つの視点であるということの作者の一つの明示的な姿勢です。 画像に記録するという行為の背景にある、 意識的にしろ、無意識にしろ、 何かしらの視点によって「毒」されているということを、 我々写真を観るものにも、 そして何よりも写真を撮る作者自身にも補助線を示すという意味でも 果敢な実験ということだと思います。

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